知的文化資産私論

知的文化資産を考える
知的文化資産とは人間が知的な活動によって生み出したすべての所産をいう。 有形、無形を問わず、財産価値の有無を問わない。
博物館に展示されるような文化財は時代を超えて人の知的活動によって生み出された有形文化資産ある。また産業財産権その他のいわゆる知的財産権、無体財産権は同じく人の知的活動によって生み出された財産であり法的にも権利とし確立されている。 乱暴な見方だが、人個人も自他の知的活動によって育成された大切な存在であり、知的文化資産として認めることに躊躇しない。
  また知的文化資産は目先の財産価値に左右されることはない。 骨董市を見るまでもなく、財産価値と云うものは時間とか人気とか左右されやすいとしても、本来の知的文化資産は全てを超越して生み出された瞬間に人の資産、知的文化資産となり、人類共通の財産となるのである。知的文化資産そのものは法的保護の対称であるか否かを問わない。 知的文化資産は文化財保護法、その他財産権法で保護されるものもあれば権利として保護されないものもある。その時代の文化産業政策に左右される法的保護を超越して、知的文化資産そのものは法的保護の対称であるか否かを問われるべきものではない。(参考:文化知的財産センターのサイトの記載から) 知的文化資産とは、文化的価値を創造した無形な資産です。 「知的文化資産を守りましょう」というのが本センターの趣意です。 産業財産権・著作権と同様に、文化的価値の知的資産も保護しなければ、文化は衰退するおそれは十分にあるのです。 この古い山車は、祭りで昔使用されたもので、現在は実在しません。 しかし、この山車の写真は、歴史的価値 文化的価値 民族的価値、技術的価値 を推測させます。 お囃子には流派があり、その流派はお囃子音楽を伝承いています。 山車の上での踊りには伝承された様式があります。 山車の彫刻、駆動車輪の構造 車輪周りを隠す幕の絵にも伝統流派があります。 文化的な行為や様式は、形に現れる以前の知的創造に起因して、成立しているのです。文化的な知的資産は、自然と生まれるものではありません。著作物や産業財産権と同様に頭脳が生み出したものです。 しかし、現代法では文化的資産は、法的保護を受けているとはいえません。ある地域のお祭りの様式を別の地域で行っても咎めることはできません。

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